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オーストラリア各州による今後の学校再開日予定

オーストラリア各州による-今後の学校再開日予定.Ozkoi

毎年オーストラリアではクリスマスと並ぶほど盛大に祝福する4連休のイースターホリデーが今年は新型コロナウイルスの影響で自粛体制を取る形で終わりました。

それと同時にオーストラリア全土で学校の秋休みが終わろうとしています。

しかし現在、各州教育機関の学習形態が変わっています。

今後再開されていく第2学期の学校予定を、4月16日の時点で状況をまとめてみました。

 

ニューサウスウェールズ州

第2学期間: 4月27日–7月3日

ニューサウスウェールズ州の首相、ベジクリアン氏は第2学期開始後の、第3週目から学校開校することを発表しました。新学期の最初の2週間は自宅でのオンライ授業となりその後、教室での対面式の指導を予定しています。

ビクトリア州

第2学期間: 4月15日–6月26日

ビクトリア州の公立学校の子供達は、第2学期開始と同時にオンライン授業に移行が決定しました。

学生は4月15日水曜日にクラスを再開。子供を預ける先のない保護者や他の手配をすることができない家庭以外は自宅で学ぶことが義務付けられました。学校は家庭から学ぶためのリソースに関する情報を提供するとしています。

クイーンズランド州

第2学期間: 4月20日–6月26日

クイーンズランド州政府は、学校と幼稚園は、2020年4月20日から少なくとも2020年5月22日まで、家庭ベースの学習モデルに移行すると発表しました。

この期間中、どうしても子供を預けなければならない労働者の家庭を除いては在宅学習となります。このモデル運用は、少なくとも第2学期の最初の5週間適用されますが、5月中旬までにその後の状況を再評価するための更なる決定が行われる予定です。

南オーストラリア州

第2学期間: 4月27日–7月3日

南オーストラリア州では、公衆衛生最高責任者からのアドバイスとして、学校、幼稚園のサービスは引き続き開校されますが、保護者は子供を学校に行かせない選択もできます。学校施設でCOVID-19の確認されたケースがある場合、個々の学校または幼稚園は一時的に閉鎖され、州は感染報告のあった教育機関閉鎖に関する情報を提供しなければなりません。

西オーストラリア州

第2学期間: 4月28日–7月3日

西オーストラリア州は、オンラインまたはその他のリソースにアクセスして教育を続けるこが可能な場合、自宅学習を推奨しています。 学校は4月28日から始まり、7月3日まで開校される予定ですが、第2学期の更新提供はまだされていません。

就業を維持するために子供を預けなければならない家庭、または祖父母と同居している子供は、引き続き学校に通うことが可能です。

プライベートおよびカトリック系の学校は、各学校での規定を導入します。

ノーザン・テリトリー

第2学期間: 4月20日–6月26日

ノーザン・テリトリー学校側から許可を受けた場合のみ家庭学習が可能になります。在宅学習を希望する場合、学校は特別な手配をしなければなりません。第2学期後、学校側はそれぞれの事情にあった学習法に柔軟に対応し情報は更新され続けます。

オーストラリア首都特別地域

第2学期間: 4月28日–7月3日

オーストラリア首都特別地域は、在宅授業が可能な場合オンライン授業を実行します。しかし、保護者が医療従事者であったり、どうしても勤務が必要不可欠な場合は子供を学校にあずけることができます。サポートにあたる正式な学校名はまだ公開されていません。

タスマニア州

第2学期間: 4月28日–7月3日

タスマニア州は、多くの学校が学習教材を作成しており、州はすべての年齢層向けのさまざまなアクティビティを備えたLearning At Homeウェブサイトをさらに開発しました。

自宅学習が難しい家庭のためには引き続き安全に学習できる場を設けると述べています。

タスマニアの学校関連のCOVID-19情報については、800 816 057にある教育省にお問い合わせください。サービスセンターは、平日の午前9時から午後5時まで営業しています。

 

おわりに

新型コロナウイルスの影響でインターネットを使った学習方法が各州、各国で広がりを見せています。オンライン上で一斉授業を行うことは学校側、生徒、保護者にとっても、新しい試みで混乱が隠せない部分もあります。

また各家庭によってネット環境や生活事情は異なり、教育の格差が起きないように対策が必要になるでしょう。

その反面インターネットを通して学校の友人の顔が見れたり、学習を継続できるということは、ロックダウンになった今、唯一の学習法でありコミュニケーションツールでもあるのではないかと感じています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。