こんにちは!
オーストラリアでミツバチの飼育して素材からモノ作りにチャレンジしているOzKoiのゆきです。
あなたは古代から多くの人々に愛されてきた蜜蝋(みつろう)キャンドルをご存知ですか?
昔からとても神聖なものとして扱われ、生活の一部として愛用されてきた蜜蝋(みつろう)キャンドルはロウソクの中でも最も古い歴史を持っています。
本日はそんな蜜蝋(みつろう)そうろくの作り方をご紹介します!
動画でもわかりやすく、作り方を紹介していますので良かったら観てみてくださいね。
蜜蝋(みつろう)キャンドル作りに必要な材料
<材料>
穴が大きめの針(楽天で針穴の大きい針セットで検索すると表示されます)
ハサミ/好みの精油
好きな型のシリコンモルド
ウィック(キャンドルの芯)
ウィックセンタリング(割り箸で代用OK)
ミツロウを湯煎に溶かす小さいボール
小さいボールを湯煎にいれるお鍋
蜜蝋(みつろう)キャンドルを作る手順
ステップ1 蜜蝋を湯煎にかける
お湯を沸騰させ弱火にしてミツロウの入ったボールを湯煎にかけワックスを溶かしていきます。
ステップ2 ロウソクの芯を準備する
ロウソクの芯になるウィックを作る型に合わせて切っていきます。何個か作る場合はこの時にまとめて切って、作り置きしておくといいと思います。
ウィックにはロウがついていない場合は、ろうそくの先端になる部分にロウをつけていきます。
ステップ3 針を通す
針は手芸やレザークラフトなどに使う穴の大きい針を使用します。ご自宅にない場合は楽天で「針穴の大きい針セット」と検索するとできてきます。
穴の大きさは、こんな感じです
ここにワックスを付けていない先端の紐を通していきます。
ステップ4 モルドの底に針を通す
穴に針を通したらモルド(型)の底に針を通します。
*型によっては先端となる位置が逆になる場合もあるので、必ずご使用のモルドの型を確認してからウィック先端を決めてくださいね。
出来上がりは底の部分がトップになるのでロウがついてる先端は底にの部分に残しておきます。
ウィックセンタリング装置で(割り箸でも代用可能です)ロウを投入する際に芯がぐらつかないように固定してくれます。
ステップ5 お好みでワックスに精油をいれる(オプション)
ワックスの粗熱が取れたら好きな精油を付け足していきます。私は清涼感を出したかったのでペパーミントを選びました。
精油の分量は使用するワックスの5%が適量だと言われています
ステップ6 型に蜜蝋(みつろう)を流し込む
粗熱がとれた蜜蝋をゆっくり容器に流し込んでいきます。
事前にモルドをドライヤーなどで温めておくと気泡や線ができてしまうという問題を回避することができます。
約3時間後には固まっていました。
固まったら型から外して底を切ります。
出来上がり
全ての工程が終了したらとっても可愛いナチュラルな香りのする蜜蝋(みつろう)キャンドルの出来上がりです!
おわり
ミツロウはロウソクの材料として紀元前からも使われていたという記録が残っていて長い間私達の生活に灯りをともしてくれている資源でもります。
燃焼時間も他のろうそくより長く燃え、ススが出ないことでも知られています。
古代から神聖なものとして扱われてきた炎をみていると、紀元前の人々が灯していたものと同じ灯を見ているかのような神秘的な感覚になります。
色も全て自然の色で観ているだけでうっとりしてしまいますね。
材料も比較的シンプルなので、ぜひ隙間時間を作ってみてください。
1つのろうそくを焚いて長い夜を特別な時間にしてリラックスしていただけたらとても嬉しいです!
本日も最後までお読みいただきありがとうございます!
Ozkoi自身が製作した、蜜蝋(みつろう)キャンドルはこちらからご購入できます。
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こちらは蜜蝋を使って卵キャンドルを作った動画です。良かったらぜひご覧になっていってください。