こんにちは!
ミツロウラップってご存知ですか?
蜜蝋(ミツロウ)はみつばち自身が巣作りをする際に作り出す蝋(ロウ)を精製したものです。
この天然素材を使用して作られたミツロウラップはサランラップ代わりに食品などを包んだりすることができ、洗って何度も使える経済的にも環境にも優しいエコラップです。
そんなミツロウラップですが市販で買うとまぁまぁお値段もし、自分で作るのにもちょっとハードルが高いのでは?と思われている方もいるかもしれませんが、実はとっても簡単にできてしまうので、本日はその作り方を紹介していきたいと思います!
ミツロウラップの作り方を5分動画でまとめました。良かったら参考にしてみてください。
ミツロウラップ作りに必要な材料
・蜜蝋(未精製)- ビーズ状の蜜蝋 ※ブロックタイプではない方が溶かしやすい
・綿100%の布- 家で余っている布、またはお好きな布
・アイロン&アイロン台 ― 蜜蝋を溶かす
・新聞紙&クッキングシート ― 蜜蝋が染みないようにカバーする
・裁断用はさみ ― 布を切る
・物干し台 - 蜜蝋ラップを乾かす
また動画では植物性のオイルや樹脂を使用していませんが、植物性オイル、またはオイルと樹脂を少しまぜて作った方が密着度や柔軟性、樹脂による粘着度がでるので物を包みやすくなりフィット感がでるので個人的には好きです。
ミツロウラップのべたつき感が気になる、という方はシンプルに蜜蝋(みつろう)の使用のみでサラッとした感じに仕上げるのがいいかもしれません。
ミツロウラップを作る手順
次にミツロウラップを作る手順です。
1、100%コットン生地を選んだら形をお好みの大きさに切る
2、蜜蝋が染み込まないようにアイロン台に新聞紙をひきその上にクッキングシートをひく
(蜜蝋は1度染みてしまうと中々とれないので要注意!)
3、クッキングシートの上に布を置き蜜蝋ビーズをばら撒く
4、ばらまいた蜜蝋の上にクッキングシートを乗せアイロンをあてる(中温~高温の間くらい)
5、アイロンをすぐに動かさず、蜜蝋が溶け出したら全体に押しひろげていく
6、蜜蝋が布全体に広がったらクッキングシートから素早く外す
7、物干し台、またはハンガーなどに干していく
失敗しないためのコツと注意点!
この中で要注意なのは、蜜蝋にアイロンをあてた際、すぐにアイロンを引き延ばさず、上から蜜蝋をポンと押す感じにアイロンをのせ、蜜蝋が溶け始めたら押し広げるようにしてください。(4の過程)
そうすることでクッキングシートに穴が空き、蜜蝋が漏れてきてしまうのを防ぎます。
蜜蝋をクッキングシートから外す際は素早く外さないと蜜蝋がすぐに乾いてしまいます。ですが、外す際は蜜蝋のロウがとっても熱くなっていますので火傷にお気をつけください。
ミツロウラップを作る際に使用可能なオイル
ミツロウラップを作る際に使用できるオイルはホホバオイルやココナッツオイルが人気です。
またオリーブオイルを使用することも可能です。どれもミツロウに馴染みやすく密着度が生まれます。
ただ入れすぎてしまうとベタベタしすぎてしまうので注意してくださいね。
ミツロウラップに適していると感じた生地と使用上の注意
ミツロウラップを作る際、100%コットン、オーガニックコットン、麻、厚めの生地を試しましたが。厚めの生地より。普通の100%コットンタイプ生地の方が柔らかく仕上がりました。
厚さ的にはハンカチ程度の薄さの方が物を包む時にも柔軟性に優れ嵩張らず使いやすかったです。
また熱に弱いミツロウラップを使用する際、電子レンジの使用、生魚や生肉のへ使用は避けてください。
夏場でのご使用も溶けやすいので、ミツロウラップで何かを包み、直接カバンの中に入れたりしておくことも避けましょう!カバンの中がベトベトになってしまいます。
ミツロウを洗う際は熱湯を避けゴシゴシこすり過ぎないように優しく洗ってください。
ミツロウラップは約1年ほど洗って何度も使えますがロウがポロポロしてきてしまった場合は再度ミツロウを足して作り直すか新しいミツロウラップを作りましょう!
おわりに
ミツロウラップは蜜蝋(みつろう)自体がもつ抗菌力と植物オイルを加える事で更に優れた保湿力により食品を新鮮に保ってくれると言われています。
自分で選んだ布で可愛く脱プラもでき、ほんのり香る甘いはちみつのにおいにも癒さてしまいます。
また全て天然素材で作られたミツロウラップは添加物などの心配をすることなく台所のゴミも減らすことができます。
私はミツロウラップを使い始めてからサランラップの使用がガクンと減り、最後にサランラップを購入したのがいつだったか覚えていないほどです。経済的にも優しいなと実感しています。
みなさんももしミツロウラップを作る機会があったらぜひ作ってみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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