オーストラリア環境への取り組み

オーストラリアの日常で行われている環境への取り組み

オーストラリアがしてる環境への取り組み

 

 

こんにちは! OzKoiのゆきです。

本日は、私が日常生活で気付いた、オーストラリアのリサイクルに対する取り組み、気候変動への対策など、環境保護への取り組みについてお話ししたいと思います。

リサイクルに対する取り組み

まずは、リサイクルに対しての取り組みです。オーストラリアでは、身近な生活の中で、何がどのように、リサイクルされているのか、比較的日常の生活で目にすることができます。

例えば、カフェの街と言われているメルボルンですが、今では大抵のコーヒーショップが紙のストロー、またはステインレスのストローを使うようになりました。マイカップを持参してテイクアウトコーヒーを頼む人の姿は珍しくありません。

プラスチックバックの利用についても、2019年、11月からオーストラリアのビクトリア州は、レジ袋の有料化が始まり、各企業、お店はプラスチック袋の利用、提供が禁止となりました。

以前からエコバックや持っているバックバックに買ったものをそのまま利用して持ち帰る人も多かったオーストラリア人ですが、法的にプラスチックバックの有料化が決まった今後はこのような光景が普通になっていくのかな、と思います。

また、野菜やお菓子など食品に包まれているプラスチックのごみ袋は近くのスーパーで回収をしています。

リサイクルゴミ箱 Ozkoiブログ

リサイクルゴミ箱 Ozkoiブログ

こんな風に使用後のプラスチックごみをスーパーで回収しています。↑↑↑

プラスチックに見えないゴミも入っている様子。そこはオーストラリア人のアバウトさが見え隠れしています。(笑)

お水のリサイクル

安全な飲料水を常に手に入れることの出来る国は世界のおよそ3割弱と言われる中、飲料水に恵まれているオーストラリアですが、干ばつなどの影響で水はとても大切に扱われています。なんと、3か月に1回やってくるお水の請求書の高い事!これは各家庭を脅かしていること間違いナシです!

干ばつで水不足の心配もありますが、オーストラリアの水道代は高いので、みんなできるだけお水をセーブした暮らしを心がけていています。

昔からのオーストラリアの台所シンクは2カ所に分かれているキッチンも多く、片方に水を溜めて洗い、もう片方にすすぎ用の水を溜めて食器を洗ったりします。

どんな風にお水を節約してる?

例えば、お水のリサイクルには、雨水を集めて使うウォータータンクなどの使用があります。この雨水を使って庭に水をまいたりしています。

お水が貴重なオーストラリアでは、ホームステイ先などでシャワーは5分以内にして、など言われりする、なんていうことも珍しくないですし、基本的にお風呂ではなくてシャワーです。

パリ協定に参加、エネルギーの排出量を削減し、地球温暖化の改善を目指す

オーストラリア政府は2015年 12月12日 、パリで採択された、Paris Agreement(第21回気候変動枠組条約締約 COP21 )に参加し、気候変動枠組み条約による 排出量を削減し、環境の健康を改善する気候変動改善への目標達成を目指しています。

その主な目標とは、先日、グレタ・エルンマン・トゥーンベリーさんが政府は何もアクションを起こしていない!と熱弁でふるったことでよく耳にするようにもなった、平均気温の上昇を2°C以下に下回るように保ち、産業革命前の水準よりも1.5°Cを下回る温度に保つ努力を追求するという世界的な目標です。

具体的な取り組みとして、住宅の省エネを目指して断熱材を各家に設置したり電気の入れ替えとして、ライフタイムの長いLED(発光ダイオード)への付け替えを政府が無料で各家に設置するということもしています。

LEDは CO2の排出量も少なく、水銀も未使用なため環境に優しいと言われています。

しかし、とはいえ、オーストラリアは近年、温室効果ガスの排出量が世界でもトップに入り、再度対策を見直し、 2030年までに年間のCO2排出量の水準を26~28%削減する目標を掲げました。

その他にも、狭いスペースの中、効率的なデザイン設定をしていて、機能の良い造園空間を作る、ランドエスケープ・アーキテクチャーの存在もメルボルンでは注目をあびています。

おわりに

環境対策の取り組みは、世界の国々が助け合い協力し合っていけば、必ず今の状況を変えていく事は出来ると思っていますが、その為には、やはり1人1人の意識とアクションが必要です。

まずは、エネルギー問題に関して自分にできる事は何だろう?と問いかけてみて、エネルギーを有効的に使っていくことも環境保全に繋がっていくと思います。

例えば、使用しない家庭用電化製品の電源はきるようにする、なるべく冷暖房機の使用を控えめにする、または温度を通常より2度ほど下げる、電気など照明は省エネタイプのものを選ぶ、など身近に出来る事から始めてみるといいかもしれません。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

日本のレジ袋の有料化が始まった件でエコバック利用について書きました。
コチラ>>>【レジ袋の有料化】エコバックは本当にエコなの?

オーストラリアの環境デモについて書きました。
コチラ>>>オーストラリアの気候変動対策への環境デモ

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