こんにちは! オーストラリアのメルボルンに在住16年目に突入したOzKoiゆきです。
この度サイトをリニューアルし、新たな気持ちでこちらのウェブサイトをオープンしました!
オーストラリアでしか見つけられないような商品も、日々アップして参りますので、そちらの方も、これからどうぞお楽しみに!
さて、今回は地球温暖化対策を求め行われたオーストラリアでの抗議運動についてお話ししたいと思います。
年々広まる気候変動、地球温暖化への対策抗議デモ
オーストラリアでも年に何度か大きなデモが市内や時には郊外で行われこともあります。
最近印象に残っている大きな環境活動デモは、2019年、9月20日から行われた国連行動サミットで、スウェーデン人の環境活動家、グレタ・ トゥーンベリーさんを筆頭にした、地球温暖化対策を訴える抗議活動デモです。
グレタ・ トゥーンベリーさん は、 「Fridays for Future」未来のための金曜日、と謳い、各国の政府や企業が地球の気温上昇を2度以内に収めるよう具体的な対策をとるまで、毎週金曜日はのストライキの活動をする、と決めました。
彼女の環境に対する想いは世界から注目を浴び、得に若い世代の代弁者となり、同調する参加者が増えています。
先日の 国連行動サミット では、「今の政治や企業は環境災害を無視し私達未来の為に何も行動を起こしていない!」と世界的な指導者たちをキッパリ跳ねのける発言をしました。
学生によるオーストラリアの気候変動対策デモ活動
国連行動サミットでの抗議デモでは、 多くのオーストラリアの学生達を含む約30万人以上の人々がデモに参加していました。
未成年者のデモ参加は、基本的に保護者の管理下にあり、学校を休ませるのは親に決定権があるため、その日は幼稚園児から小学校の子供達も親や保護者と一緒にデモに参加している家庭もありました。
そのことに対し、オーストラリアのモリソン首相は、「学生は学校に行くべきだ」と批判的な意見を述べました。
温室効果ガスの原因ともいわれる、石炭、炭鉱開発に反対の声
オーストラリアは得に、石炭火力発電から発生するCO2が環境への問題の大きな課題で、炭鉱開発の反対に沢山の声があがっています。
学生たちは政府に対し、クイーンズランド州で進められているアダニ社の炭鉱開発事業を中止して、石炭と天然ガスを採掘する新規事業を凍結することを求め、2030年までに再生可能エネルギーに完全移行するよう要求しています。
こちらは、パリ協定について話している記事があるので、よかったらそちらもご参考ください。
おわりに
いかがでしたか?
今回のデモで小学生や中学生など、子供と話し合った上、親の承認の元、学校を休みデモに参加するということは、学校側も公認していることが多く、個人の意見と尊重の受け入れを垣間見た気がしました。
まだまだこの他にも、こちらで詳しくご紹介できていない、オーストラリアでのでの環境問題に対するデモ活動があると思いますが、今後身近にそのような運動活動に遭遇した際はこちらアップデートしていきたいと思います。
次回はオーストラリアで起きている砂漠化の環境問題についてお話ししたいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。