みなさんこんにちは!先日オーストラリアで2大スーパーと言われているスーパーWoolworthへ買い物に行ったら竹で作られたトイレットペーパーを見つけました。
既に購入していたトイレットペーパーがあったのでその時は購入しませんでしたが、後で購入して使ってみました!
さわり心地もやわらかく、使い心地も全く問題ありませんでした!
とても興味いと思ったので今回は竹のトイレットペーパーについて書いていきたいと思います。
木を伐採するより環境に優しく持続可能だといわれている「竹」
私達が日常使用しているトイレットペーパーの為に年間1,000万本の木が伐採されているといわれています。
その中で竹のトイレットペーパーを使うメリットはいくつかあげられています。
- 竹は草なのでトリミングをしても1年でまた元の長さに成長する
- 竹は成長を助けるための肥料やスプレーを使う必要がない
- 竹は地球上で最も早く成長する植物で1日に90cmも育つことが可能
このようなメリットがあるとトイレットペーパーの説明欄に書いてあります。
また竹で作られる素材は歯ブラシや櫛などだけではなくリネンや洋服にも利用されているほど柔らい素材だそうです。
従来のトイレットペーパーを作るために木が切り倒されていくと、1日に27,000本の木が枯れるといわれ、その木々が成長するのに15年かかるといわれています。
したがって、竹を使用すれば、同じ量の土地ではるかに優れた収量を得ることができるのです。
竹がCO2を排出しているかもしれないという説
竹は実は環境に良くなかった、という話を聞いたことはありますか?
2016年、それまで竹は木を伐採するより遥かに環境に優しいエコ商品だと思われていたところ、インドのティルパナンタプラムの研究者たちが、実は竹が大量のCO2を排出してる研究結果が出たと報告しました。
Sourced by Planet Biology
ただこの研究結果は1500種あるうちの竹の1種によるものであり、期間も短く限られた環境下で竹がCo2 を排出していると結論付けるのは誤解を招く恐れがあると、他の専門家は指摘しています。
竹の繁茂による問題
竹は繁茂や拡大による「竹公害」が問題となっていますが、その原因は竹産業の拠点が人件費の安い海外へ移転したことがあげられています。
国内での需要が激減し竹林が放置された結果、根を張り過ぎたり大規模な表層滑りなどの災害の原因になっているのです。
しかし、竹は成長力が抜群に早く有効利用することで森林資源の乱伐採に歯止めをかけることができます。
そうすれば土地の枯渇化を防ぎ、地球環境に負担をかけない持続可能な再生資源の活用が可能になります。
そのため「竹」は今日、循環性の高い持続可能な資源、エコ商品として取り扱われ注目を浴びています。
おわりに
今回、偶然買い物で遭遇した竹のトイレットペーパー。
動画でどのような製品なのか実際に開けて紹介してみました。良かったら観てみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
7月からレジ袋が有料化になり、エコバックの利用について書きました。
コチラ>>>【レジ袋有料化】エコバックは本当にエコなの?
リユースできる衣類たちについて書きました。
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